2014.05.24
自衛隊パレード
金沢駐屯地の部隊が60周年を迎えて、広阪で自衛隊の
パレードが一般公開されたので見に行った。
徒歩行進に続いて、車輌行進、最後はヘリコプター飛来
で、AH-IS機も2機、金沢城上空を飛んだ。
行進のたびに、行進道路の両側の観客から、大きな拍
手が沸く。声援だ。
行進する道路の突き当りに兼六園があって、その歩道
には自衛隊の存在に反対か、プラカード類を掲げている
一群がいた。
軍事力なくして、どうして独立国家を守るのか。
日本の戦後の平和ボケは、いまだにひどいものだ。
そのツケがスキを生んで、今、尖閣諸島が狙われている
というのに。
(A.Imanishi)









パレードが一般公開されたので見に行った。
徒歩行進に続いて、車輌行進、最後はヘリコプター飛来
で、AH-IS機も2機、金沢城上空を飛んだ。
行進のたびに、行進道路の両側の観客から、大きな拍
手が沸く。声援だ。
行進する道路の突き当りに兼六園があって、その歩道
には自衛隊の存在に反対か、プラカード類を掲げている
一群がいた。
軍事力なくして、どうして独立国家を守るのか。
日本の戦後の平和ボケは、いまだにひどいものだ。
そのツケがスキを生んで、今、尖閣諸島が狙われている
というのに。
(A.Imanishi)









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2014.05.14
月
2014.04.12
春爛漫

兼六園はすでに満開で、犀川べりは今、見頃だ。
道に覆いかぶさるように枝が自在に伸びて、背伸びをすると
花びらに手が届く。

甘い香りと妖艶な花である桜は華やかすぎてまぶしいから、
物心ついた頃から私には似つかわしくないと思っている。
しかし、日本人であれば昔から春爛漫とは即ち桜なのだ。
すごくわかりやすい季節感であり、国民的コンセンサスで
ゆるぎないものだ。

(A.Imanishi)
2014.04.10
坂井三郎空戦記録 坂井三郎著

本書は「永遠のゼロ」の文中に出てくる旧日本海軍戦闘機
パイロットであり、「撃墜王の一人 坂井三郎」の実戦の記
録である。戦後発行された本書は、日本のみならず世界で
読まれ、「大空のサムライ」に題名が後に変更された。
坂井三郎は台湾、中国大陸そして、ラバウル、ラエに移動
し、戦った。ついに、ガナルカナル島上空で被弾、頭部の
止血に手こずりながら、出血のため睡魔に襲われながら、
このときは機体は裏返しになったそうだが、基地にたどり着
き生還した。
直ちに内地に送還、治療を受けたが、右目はほぼ失った。
この身体でこの後、硫黄島で空中戦をし、内地で教官を務
め終戦を迎えた。
坂井は敵味方を通して、誰よりも先に敵を発見した。
2万mから2万5千m先の敵機を発見したといい、昼間でも
星が見えたそうだ。それは飛行機乗りになったときから、自
身で視力を鍛え上げたのだ。そしてもう一つ大切なことは、
空中戦でも客観的に冷静に、他から敵機が来ないか必ず気
を配って、自分の機に死角をなくしたという。急降下での重力
加速度による失神に耐えるための工夫努力も行った。
あらゆることを想定して命令されなくても、自己を律して厳しく
訓練した結果が、敵の技術を上回り、故に生き抜けたのだ。
(A.Imanishi)
2014.03.29
海賊とよばれた男 百田尚樹著

この本は国岡鐡造こと、出光興産の出光佐三の物語だ。
日本の三流の政治に比べて、経済は一流と言われたが、
近年は経済界のトップの中に、日本の国益を忘れて隣国に
おもねて、一企業の利益の追求だけを求めている人もいる
ことから、この本を読ませたいものだ。
油類の販売統制が厳しく、国内の需要が細っているときに、
なんと国内から脱却して、満州をはじめ海外の占領地に苦
労して販路を拡大した。この慧眼たるや、そしてその行動力、
おそるべしだ。
戦後も世界のメジャーの圧力に属せず、英国駆逐艦をものと
もせず、自社の日章丸によってイランから直接原油を日本へ
運び、世界を驚嘆させた。
国益を第一に考え、信念を一途に貫いた人生、まさに日本の
快男子だ。これほどの人物は果たして次にはいつ現れるのだ
ろう。
ひとつ気になるのは、私は創業時もその後も恩借はなかった
が、この本では創業時やその後も日田重太郎から恩借を受
けている。出光美術館まで作った出光は、日田という一生の
大恩人に、具体的にどう報いたのだろうか。
(A.Imanishi)